便利屋とは?

べんりや【便利屋】

 
交通・通信施設が未発達な時代・地域において,物資の配達や伝言を伝えることを業としたもの。便達屋と呼ぶこともある。たとえばある村の人が隣村の知人に届物をしたい時,もしくは連絡事項を伝えたい時,この便利屋に託すのである。必ずしも近距離に限られず,かなりの遠距離を往復するものもあった。料金が安く,しかも比較的確実であったため,明治・大正時代にはかなり活躍していた。発生時期は明確ではないが,形態は専業と兼業の2種類あった。

困ったときにすぐ頼れる

  • 基本的に皆様が思っている便利屋の概念は困ったときにすぐ駆け付けてくれる家事代行やお引越し、力仕事から様々ですが、現代において便利屋は日々進化していき範囲は無限大にあります。
  • 法律や行政で規定された公的資格自体はないですが、実施する業務内容によっては公的資格を必要とするものもいくつか存在します。
  • 他にもこんな内容があります。↓

便利屋は頼れるご近所さん

便利屋のお仕事の基本は、日常生活の困りごとを助けてくれるということです。
日常の困りごとは多岐にわたりますよね。
例えば、食品の蓋をあけたい。と思っても中々あかないことがあります。
これも困りごとですし、家具を移動したいのに動かないというのも困りごとです。
障子のたてつけがわるい。
鍵をなくして困っている。
忙しくてお部屋の掃除が出来ない。
病院にいきたいけど歩くのが辛い。
あるいはお買い物に行きたいけれども車がなくて困っている。
ということもあるでしょう。こうしたことはまさに生活の中の困りごとですよね。

今より何十年も昔だと、親子三世代が一緒に暮らしていたので、こうした困りごとは家族が解決をしていたと思います。もし、家族ができなかったとしても、近所のおせっかい焼きのおじさんやおばさんが登場して手伝ってくれていましたよね。こうした縦のつながり、横のつながりがあった時代は便利屋のお手伝いが必要なかったのですが、核世帯化がすすむ現在においては誰も助けてくれず、誰も頼れないので便利屋さんが話題になるのです。便利屋さんのお仕事の基本は、日常生活の困りごとを助けてくれることにあります。多くの仕事では仕事のメニューがありますが、便利屋ではお客様の困りごとがメニューです。そのため、便利屋は町の頼れるご近所さんとしての役割を果たしている。ということが出来るのです。

便利屋さんは、具体的になにをしてくれるの?

では、具体的に便利屋さんがどのような仕事をしてくれるのでしょうか。
便利屋で人気のお掃除サービスですが、多くの便利屋では単なるお掃除に終わらず、プロのお掃除を提供してくれます。専門の道具に専門知識。素人ではとても出来ないレベルのお掃除を提供してくれます。
このほかにも、エアコンの取り付け、ガスのチャージ、水廻りのメンテナンスなど様々なサービスがあるのですが、そのどれもがプロの仕事です。最近では、墓参りにいけない方の変わりに墓参り代行、清掃をおこなう便利屋もあるそうですが、この清掃もまさにプロのお仕事です。便利屋さんは、日常的な困りごとをプロのレベルでこなしてくれる、本当に頼りになるご近所さんなのです。

専門業者との比較

各専門機関と便利屋の比較

・専門機関

一つの業種に絞りハイクオリティな作業内容

・便利屋

様々な依頼内容に柔軟に対応し金額を抑えつつ専門知識を要し専門業者に劣らずハイクオリティな作業を提供

便利屋は本当になんでも出来るの?

便利屋に対する「何だかよく分からなくて怖いイメージ」の他に、もうひとつ良くある誤解は、「便利屋は何でも屋だから、なんでも出来る」というものです。

・本当にどんな依頼も断らないの?人としてやってはいけないこともあるでしょ?
・便利屋が何でも出来るのなら、専門業者なんでいらないじゃない?おかしいよ
・ひとりの人間が何でも出来るなんて、ありえないでしょ

確かにそうです。便利屋は皆がスーパーマンではありません。
ではどうして便利屋は「なんでもできる、なんでもやる、何でも屋」と誤解されてしまうのでしょうか?

その答えは、『便利屋がどんな仕事をするか決めるのは、依頼者だから』です。
詳しく説明しましょう。

専門業者は、その業者がサービス内容を固定で決めています。例えばハウスクリーニングだったり、庭の剪定だったり、畳の張替えだったり、といった具合です。
仕事の内容は業者側が決めて、その作業をします。

しかし便利屋は、仕事内容を依頼者が決めます。
「部屋の片付けをしてくれませんか?」
「溜まってしまったゴミの引き取り処分をお願いできますか?」
「草むしりはいくらですか?」
「チケットの整理券を取ってきてもらえますか?」
「通販で買った食器棚の組立をしてくれませんか?」
などなど。

便利屋の作業内容は、依頼者によってそれぞれで、何になるか便利屋側が決めることはできません。
だからどうしても、『暮らしや住まいの事なら、何でもご相談ください』となってしまいます。

何でも相談できる → だから「何でも屋」ですね。

だからといって、便利屋ひとりで、全ての専門業者並みの仕事が完璧に出来るわけは決してありません。
例えば、裁判の弁護や資産運用の相談を便利屋にしても出来ません。
ショベルカーが必要な依頼を、それを持っていない便利屋に相談しても出来ません。
スマホアプリを作ってもらおうと思っても、便利屋には出来ないでしょう。
相談を受けた内容で、出来ないことは出来ないと回答するし、別の業者や専門の職人を紹介してくれることもあります。

ただ、便利屋のスタンスとしては、「お困りごとは何でも相談してください。自分が出来ることでお役に立てることなら何でもやります」というスタンスです。
そのような意味での、何でも屋なのです。